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採用情報

校種・職種紹介

出雲市立
河南中学校

[中学校教諭] 湯浅 里咲

紹介映像

モットーを胸に、
応援される人から応援する人へ

幼稚園からずっと剣道を続けていて、高校ではインターハイにも出場しました。その時の顧問の先生と歳が近く、気軽にいろんな話を聞かせてもらううちに、教員という仕事に興味を持ち始めました。礼儀を重んじる剣道で身に付けたことはたくさんありますが、顧問から教わったことも長く心に残っているんです。例えば、「剣道だけ頑張るのではなく、挨拶をきちんとするとか、時間を守るとか、良い生活態度を心がけてこそ応援される人間になるぞ」と言われたこと。確かにそうで、丁寧に当たり前のことを行うのが私のモットーに。教員を続ける上でも、自分の発言やふるまいから生徒が何かを感じて、行動のきっかけになるような、そんな教師像を目指しています。

コミュニケーションを積み重ねて感じる、
深まる関わり

やはり最初は授業の進め方に苦戦しましたが、少しずつ「わかった」とか「なるほど」と発言してくれる生徒が増えて、やりがいを感じています。何より生徒たちとの関わりが楽しく、休み時間になると勉強ではない話をすることがほとんど(笑)。さまざまな話題のなかで、毎日顔を合わせる生徒たちの表情が変わってきて、成長を感じられる瞬間を見られるのはとても嬉しいですね。授業では、生徒たちがペアで相談する機会をなるべく設け、コミュニケーションの積み重ねを大切にしています。自分の言葉で説明したり、相手の話を聞く姿勢を学んだり、自分の気持ちを確認する意味でも余裕をもって考える時間をとり、活発な意見交換を実践しています。

問題は一緒に解決、学ぶ楽しさは生徒も教員も一緒

中学生という年代は悩みも多く、生徒たちは日々戦っているなと感じています。そこに気づいて気持ちに寄り添ったり、一緒に解決できる教員でありたいと思うし、素直で一生懸命な部分をたくさん見つけてあげることで、私自身の成長にもつなげていきたいですね。学ぶ楽しさは生徒も教員も一緒なので、小さなやり取りを大事にしながら良い関係性が作れたらいいなと。教科は数学なので、数学的な考え方や知識の面白さも教えてあげたい。忍耐力も必要なので、生徒が途中で投げ出しそうになったとしても、もうちょっとやってみようかという声がけを工夫しながら、社会に出ても役立つスキルを身に付けてほしいですね。