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採用情報

校種・職種紹介

島根県立
浜田商業高等学校

[高等学校教諭(商業)] 小玉 大介

紹介映像

あのとき出会った生徒たちのおかげで、
今の僕がいる

野球に専念していた大学4年間。大学卒業後、なにか形に残るものが欲しかったのと、親からの薦めもあり、教員免許状の取得を目指しました。その後、本気で教員をやっていこうと思えるきっかけが、講師として働いていた2年目のときに訪れました。高校3年生の副担任を任されたのですが、いわゆるやんちゃな子が多いクラスで。でも、卒業の頃になるとその子たちも成長し、立派に巣立っていく姿を見て、教員としてしっかり担任をしてみたいと強く感じたのです。それでその日のうちに、「今年は教員採用試験をがんばります」と宣言しました。あの一年がなかったら今の自分はいないでしょう。それほど大切な経験をしたという実感が、教員としての自分を支えています。

生徒と教員という関係を超えた、
近い存在であるために

自分たちの生活や身の周りのものは、すべて商業の勉強につながります。何気なく過ごすなかにも学びがあるのが面白い部分。授業では馴染みのない言葉が出ることもありますが、生徒たちにいかに分かりやすく伝えるか、生徒たちの生活目線に合わせ、イメージしやすい方法を考えながら授業を組み立てるのは楽しいですね。あと、放課後などに生徒たちとする会話や、青春という貴重な時間を共有しているという感覚には、教員ならではの喜びが。僕自身、生徒と教員という関係だけでなく、その差をなるべく縮め、同じ目線で物事を考えられる教員になりたいと思っています。近い立場で話を聞き、その生徒の長所を伸ばし、良さを発見できる存在でありたいですね。

部活は人生のなかで一生懸命になれることのひとつ、
だからこそ本気で

一生懸命何かに向かっていく姿を、一番間近で見られることは教員の醍醐味です。その意味で、生徒たちには部活にも本気で取り組んでもらいたい。そこには成功も失敗も、挫折もあると思います。でも、それを乗り越え次のステップに進むにはどうしたらいいか、一緒に考えられる教員でいたいし、全力でサポートできる教員でいたい。きっとそれは将来でも役に立ちます。もし教員を目指すならなおさら、高校や大学でいろんな体験をすることが大事です。学校ではシチュエーションごとに生徒たちに話す機会が多く、経験が多い方が様々な視点に立てる可能性が高くなります。成功体験も失敗談もふまえてこそ、心に寄り添った指導ができるのではないでしょうか。